本人の情報収集と設計者のやる気

 大手ハウスメーカーに依頼したので、きっといい感じに提案してくれるだろうと安心していました。が、提案された間取りは当時流行りのコの字型(外から見えない中庭をつくる感じ)で、希望していたLDK続きで使いたかった和室は、和室が分離した形に。何度かやり直してもらいましたが納得のいくものではなく、結局、試行錯誤しながら自分で間取りを決めました。
 プランを進めていくうちにだんだん心配になり、図書館で住宅・インテリア関係の雑誌を片っ端から読み、猛勉強しました。担当の方はこちらからの希望には応じてくれますが、それは単に期日までに設計書を完成させるのが目的のようで、残念ながら設計者の目線から細かくアドバイスしてくれるわけではなく、その結果失敗した点をいくつか挙げます。

<1>洗面所に取り付けてもらったバスマット掛けが、掛けたら床に届いてしまうので無意味。
<2>システムキッチンの引き出しを引くと、コンセントの差し口に当たってしまい、引き出しが全開に出来ない。
<3>軒を広くして欲しかったが、当時は軒の少ない屋根が多く、こちらが聞かなければ危うく我が家もこのタイプにされるところだった。希望を伝えてほっとしていたが、住んでみたら、下がった面の軒(二か所)しか伸びてなく、傾斜の部分の軒はそのまま。運悪く、我が家の軒の欲しかった部分(リビングの窓)が短いままの軒の部分にあたり、少しの雨でも窓を閉めないと濡れてしまう生活。

その他では、こちらが実際に見て欲しいと思ったアイテム(門扉やタイル)が、そこのハウスメーカーの取り扱い商品でない場合、なかなか相手にしてもらえず苦労しました。
 設計担当の方がもう少し・・・という残念さはありますが、素人ながら必死で勉強してあれだけ考え悩んだんだから、と、当時の自分をねぎらう気持ちで暮らしています。

注文住宅の誤算について

注文住宅を建てました。土地はもともとありましたので上ものだけなら予算も立てやすいだろうという目論見をもって、近隣の工務店と相談しながら仕様を詰めていきました。とはいえ、さすがにフルオーダーというわけではなく躯体に関してはある程度決まった形もあるので予算の上限を決めたうえで商談を進めていきました。とはいえ、実際に進めていく中では、壁材のクオリティや質感が違ったり、あまりにも想定よりも風通しが悪いために対策が必要であったり、お風呂もこちらのオーダーで大きくしたのはよかったものの寒くて冬場がしのげないといった細かいことから大きなことまでトラブルが発生してきたのです。
その都度、見積金額も変わってくるのですが、正直上がる一方で下がる要素は一切ありません。こうした経験は誰もがあるかもしれません。確かに注文住宅は自由がきいていいところもたくさんありますが、こうした予算面ではなかなか歯止めが利かなくなるリスクもあります。

注文住宅だけど玄関周りは自分達でやりました

20年近く前に建てた注文住宅の我が家は、やっとの思いで建てた住宅でした。
建物全体はプロの大工さんなど専門の方にすべてお任せしましたが、予算の都合で、玄関周りなどは、ほとんど自分達でやりました。

本来なら私はガーデニングが好きなので植栽などはプロのガーデンデザイナーな方に頼んで、
素敵な雰囲気にしてもらいたいと思っていましたが、その時点で我が家にはそんな予算はないので、
しばらくは殺風景な玄関周りで何だか恥ずかしいくらいでした。

でも、そのうち父が腰を上げて自分でレンガを買ってきて1つづつ積み上げてガーデニングコーナーが出来上がりました。

隣との境目も何だか丸見えだったので、木製のフェンスを買って来て取り付けたり、ポストもなかったので、ホームセンターで買って来て取り付けました。

素人作業なので、かなりアラもありますが何とか形にはなった気がします。

でも、できれば最初だけはプロの職人さんに玄関周りはお願いをしたかったです。

注文住宅ならばこそ収納をしっかり確保!

収納は後からでも増やすことはできます。けれども、最初から収納を用意しておく方が設計が楽だと言いますね。ですから、後から「ここも」「あそこも」と収納を増やしていくよりも、当然最初から収納を含めて設計をしていった方がいいでしょう。

だからこそ、注文住宅ならばなおのこと収納はつくっておいた方がいいのです。収納のなかを細々と仕切るなどの造作家具をつけていくと高くなりますので、最低限でいいのです。後から棚をつけることは、自分でもわりと簡単におこなえますから。

しかし当然ですけれど、収納のスペースがあるのとないのとでは大違いです。そしてあらかじめ用意されていますと、設計にまとまりが出るのですよね。後からでも造作家具として収納は増やせます。しかし、最初から用意されている方が統一感が出ますから。

たかが収納だと思うかもしれませんし、「家具を用意すれば済むことじゃん」と思うかもしれませんが、家の設備として収納がある方がスペースを有効に使えるのです。ですから注文住宅ならばなおのこと、収納は作っておいた方がいいのです。

マイホームだったら絶対に注文住宅

子供の時からの憧れでもあったのです。二階建てに可愛いバルコニーがついている家に住みたいと思っていました。結婚して夫がすぐに言いました。「早めにマイホームを持ちたい」だから私達はそのためにお金を溜めました。これまでの贅沢はやめて節約をするようにしたのです。
そして頭金を貯めて家を購入しました。マイホームです。私の希望はもちろん平屋じゃなくて二階建てにする事です。そしてバルコニーなのです。
ベランダのほうがいいとすすめられました。でも私は寝室にバルコニーがどうしても欲しかったのです。可愛ければいいのです。洗濯物を干さなくてもいいのです。使い勝手は悪くても全然いいのです。
だから私はマイホームを建てるなら、絶対に注文住宅にしたかったのです。それなのに今ではとても後悔しているのです。バルコニーはあるだけだからです。何にも使えません。やはりあの時、ベランダにしておけばよかったと思っています。でも可愛いので不満ではありません。